新曲視唱については聴音のところでも説明がありますので、
ここでは音楽高校・音楽大学受験の必須試験科目としての上達法を紹介します。

【試験方法】
出題された初見の楽譜を決まった時間内で読譜し、その通りに音程正しく歌う。
試験では、頭の音をピアノでもらえるので、それを聞いた後に歌い始めます。
正しい音程・リズムで歌えているかどうかが試されます。
大学によっては強弱記号・アーティキュレーション(スラーやスタッカートなど)も記載されます。
その場合は記号のとおりに表現しなければいけません。
また難関音楽大学では歌唱譜と並んで別のリズム譜があります。歌いながら手でリズム奏をしなければなりません。
大学や専攻によっては伴奏つきの場合もありますが、基本は無伴奏で、楽譜のとおりドレミで歌います。(階名ではなく、音名で歌唱)
【練習方法】
基本は全訳コールユーブンゲンがとても役に立ちます。
コールユーブンゲンの練習は「新曲」と言う意味では実用的ではありませんが、この本を使い歌い込むことでリズムのとり方や難しい音程のとり方を覚えていきます。
コールユーブンゲンで正しいリズム・音程で歌えるようにしながら、新曲視唱に進むとよいでしょう。
 
【上達ポイント】
視唱の練習をある程度すすめていくと、苦手なパターンがわかってくると思います。
特定の跳躍する音程のところや、シャープやフラットが突然出てくる場合など・・・
どうしても似たようなところでつまずいてしまう場合には、そのパターンだけを抜き出して練習することも大切です。
「パターンを体で覚える」ことで、応用がきくようになります。
さらに重要なこととして歌い始めたら常に次の小節を見ること。これは視唱に限らず、初見奏の読譜においても基本となります。
 
しかし自分で歌っている音が正確な音程かどうかは、自分では分かりかねるところがこの新曲視唱の難しいところです。絶対音感をもつ講師と共に練習を重ねていくことが何よりの近道となるのです。

 

音楽豆知識一覧

Menu