旋法性について

2017/10/10

本当に拘りたいのは「ウタ」であり「旋法性」です。

機能和声は到底、マスターまでは程遠いですがやはり三段論法なので面白くない。
そして折角、旋法の中から2つ選び出したのにそれを壊して無調に行ったりしている。
それは問題外。

...

音響の遷移も素敵だけれど何かこう「音楽」の核心では無いように感じる。

武満徹はそれについては恐らく世界でもトップレベルなのです。

私は「音響並べ」は基本的には嫌いなのです。機能和声よりも嫌いかもしれない。
必然的な帰結点が無いのですから。
漂ってるだけ。そこに美を感じるというのも理解はできるのですが。

リディアン・クロマティックは「旋法性に裏付けられた音響並べ」になってしまうところがあって、そこが弱点なのです。
全ての音楽を調的に測るモノサシとしては一番優れているとは思いますが、旋法の固有性を犠牲にしてしまうところがあるのです。
機能も禁則もなく、本当に自由にはなれるのですが、自由ほど苦しいものはないのです。

 

やはり自分で創り出すしかないのでしょう。
先人の知恵を拝借しながら。



文責:彦坂


 


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