映画:クレオパトラ(1963)

2020/04/28 [映画・映画音楽]

監督・脚本:ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ
製作:ウォルター・ウェンジャー
出演:エリザベス・テイラー、レックス・ハリソン、リチャード・バートン...
音楽:アレックス・ノース


 

ハリウッド黄金時代の名画。
莫大な製作費を注ぎ込んだ上に、監督も主演俳優も途中交代あり、監督は順撮りに拘ったために効率も悪かったのかも。

と贅の限りを尽くした様な映画。
今なら企画段階で間違いなく却下になるような作品を撮ってしまったハリウッドには恐れ入る。元は5時間強の作品。

クレオパトラ候補にはオードリー・ヘップバーンも挙がっていたらしいが、やはりここは圧倒的に「リズ」ことエリザベス・テイラーが合う。
それにしてもあまりに長いからプロデューサーは「短くしてください」とせっついていたという。

監督は、
クレオパトラとシーザーの恋路編
クレオパトラとアントニーの恋路編

の二本立てにしては如何?
と提案するも許可は下りず、もっと短く...となり4時間映画に(それでも長いですね)。

前半のシーザーの方が男としてはカッコ良くて好きだねぇ。
後半はクレオパトラのが強くなってしまってアントニーは只の色ボケにしか見えず(実際に二人は不倫していた)どうしょもない。

しかし、水軍をワンシーン撮るためだけに数百の船を集めたり、ミュージカル風に大勢のダンスシーンを入れたりとハリウッド映画の魅力は満載。

金なんか掛けずともいい映画は撮れる...とは云えどやはりただ豪華な料理も時には悪くない。

アレックス・ノースの音楽が最初から最後まで引き立て役に徹しているところは本当に素晴らしい。ジョン・ウィリアムズがやっていたらもっと売れていたかもしれないが...。

音楽豆知識