映画:セブン・イヤーズ・イン・チベット

2020/04/28 [映画・映画音楽]

 

Seven Years in Tibet

監督:ジャン=ジャック・アノー...
脚本:ベッキー・ジョンストン
製作:ジョン・H・ウィリアムズ 他
出演者:ブラッド・ピット
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ロベール・フレース

ジャン・ジャック・アノーは寡作家ですが、安定感のある監督です。
余計な思い入れなく、淡々と物語を処理していくために却って歴史を客観視できるということが云えるでしょう。

離婚を経験し生まれた子供にも会うことの叶わない元ナチス党員の登山家が迷い込んだ先は世界でも独特の存在であるチベット。

チベットを治める君主は「クンドゥン」と呼ばれ、王とも皇帝とも異なる生き神様のような不思議な立場にあります。

ダライ・ラマ本人は「私は一介の僧侶に過ぎない」としか言わないので、革命に燃える中国軍は痺れを切らし武力に訴えるしかなく、交渉すら成り立たないかの国を見て「宗教は害毒である」と捨て台詞を吐くしかない。

そんな状況の中でチベットにぽっと現れた西洋人をダライ・ラマは純粋な興味を持って迎えます。

彼は世界情勢や人の心の動きに興味を示して彼を質問攻めにします。
世俗とかけ離れた彼の純粋さに心を洗われた彼は再度別れた妻と子供に会いにいく決意をします。

ジョン・ウィリアムズが珍しく映画音楽らしい音楽を書いている作品としても興味深いものです!!

音楽豆知識