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「I Thougt About You」の面白いコード進行・ジミー・ヴァン・ヒューゼンの名曲

2017/07/30 [楽曲分析]

【「I Thougt About You」の面白いコード進行】
Music by Jimmy van Heusen

ジミー・ヴァン・ヒューゼンの名曲。
名前から彼はドイツ系でしょう➡ペンネームでした。

...

この進行はオリジナルではないのでは?
と思いますが、オリジナルをご存知の方がいらしたら教えて下さい。
シナトラが唄ってますが...
https://youtu.be/AkJCHi4kpeU

ネルソン・リドルのアレンジも素晴らしい!

ベニー・グッドマンとミルドレッド・ベイリーのヒット曲とあります。

出だしのBm7(♭5)はⅠ6(F6)の代理です。
そこからの進行が非常に面白い。
まるで後期ロマン派の様な進行です。
メロディがFMajorを志向しているので辛うじてFMajor keyと捉えられますが、
進行だけ見ると何のこっちゃという感じもします。

ただ、G7は「Special Function 7th」なのでF Lydianと捉えれば
バークリー式でも「トニック」という捉え方ができるのです。
リディアン・クロマティック・コンセプトですと普通のことですが
やはりトライトーンをトニックにするというのは非常に興味深い。
ブルージーであり旋法的な音楽です。

最後から手前のA♭7(G♭Lyd.)は
機能的というより旋法で半音上に遊びに行っている(Fのナポリ/フリギア)のです。

この曲、プライムのトニックが出てくるのが何と11小節目というひねくれ具合(笑)
恋愛感情というのは好きと憎しみと不安がない交ぜになっているということなのかもしれません。

ハービー・ハンコック(マイルスのバンド)に名演があります。

 

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