リディアン・クロマティック・コンセプトによる調判定の方法

2018/03/12 [和声学]





◼Vertical(輪切り)➡機能和声/バークリー・メソッドでは中々解析が難しいものは...

◼Horizontal(旋法/ヨコ)➡リディアン・クロマティック・コンセプトで観察してみましょう。



下記の譜例がサスティンされているとして、コード・ネームで表すと何になるでしょうか?

慣れるまでは大変ですが、慣れると目検討でどこに中心があるか分かるようになってきます。



この譜例の場合は規則的に三度堆積してあるので分かりやすいのですが「C」が有力です。

しかし、コード・ネームで表すと「C aug△7(#9,#11,13)」と学校の基礎理論ではあり得ないものになります。何と半音のクラッシュが2ヶ所も。



しかし、フレーズとして見るとそんなに突飛なものでもありません。

最初は全ての音を「中心」に見立ててしらみ潰しに距離を測ってみるのも良い練習になります。

そして、響きを覚えアウトプットできるところまでがゴールです。



※作曲家や演奏家がどう捉えていたかは本人に訊いても分からないこともあります。あくまでも観察者の主観も入ります。

 

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