【まだ謎が多いロシア・ソ連の音楽】 アレクセイ・スタチンスキー(1888-1914)

2019/03/21




この人は日本では一冊だけしか出版されていませんが紛れもなく天才。
とても10代で書いた曲とは思えない。
タネーエフの優秀な弟子だったのですが、26歳で狂死してしまったという話です。書法も感性も出来上がるのが早すぎたのでしょう。

日本に住むロシア音楽の専門家(ハチャトゥリアンの孫弟子さん)も「聴いたことがない」と言って居たくらいです...。
実は、ストラヴィンスキーにしてもショスタコービッチにしてもシュニトケにしても、彼らの根幹は「歌」なのです。
どこまで、書法を洗練しようが技法を学ぼうが何かしらの歌になってしまう。

そこがヨーロッパの作曲家とは決定的に異なるところ。日本の作曲家は彼らにだいぶ引き立てて貰ったところがあります。

まぁ、伊福部、武満という日本では忘れ去られている作曲家ですが...ゴジラくらいは知ってるか。



文責:彦坂

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