映画:The Robe/聖衣

2019/06/27



監督:ヘンリー・コスター
原作:ロイド・C・ダグラス
製作:フランク・ロス
出演:リチャード・バートン、ジーン・シモンズ、ヴィクター・マチュア
音楽:アルフレッド・ニューマン


シネマスコープ第一作。
テレビの台頭により、映画はどうしようかと困った。
しかし、遠近法を利用したワイドで迫力のあるスクリーンを開発し新たな映像美を生み出した記念碑的な作品。


イエス・キリストを邪教を広めたと処刑する、皇帝カリギュラ。
その執行に関わり悩み続ける護民官マーセラス。マーセラスの苦悩を理解し、愛し通すダイアナ。
最後はカリギュラの手にかかる時の幸せで決意に満ちた表情は素晴らしい。


とにかくジーン・シモンズがとても美しい。
カリギュラは権力と財力と更に最後は脅迫によってダイアナを手にいれようとするも、ダイアナの決意は変わらない。


今の時代にこんな女はまず存在しないだろう。
ファンタジー作品にも見えてくる。


男も女も小粒な社会になったのかもしれない。
老後の心配、日々の生活、そんなものに追われる人生に私は興味がないとも言える。
どうせ幻の様な人生を激動の様に生きたい。






アルフレッド・ニューマンの音楽は威厳に満ちている。彼が居なければジョンもジェリーも活躍できなかったであろう。


今の大御所とは異なり、先達が後進をしっかり育てた時代はいいものかたくさんできた。
武満は天才/八村と毛利を結果的に過労死させたが、反面で池辺など有能作曲家を鍛えた功績もある。


アルフレッドは偉大な音楽家である。




文責:彦坂
 

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