- トップ
- 新着情報・講師ブログ
- クープランの墓~Ⅲ.フォルラーヌ
クープランの墓~Ⅲ.フォルラーヌ
2019/08/12
古典派以降で「ストイックな旋法性」という観点に立った場合の「世界一」は間違いなくモーリス・ラヴェルです。
ドビュッシーやバルトーク、その他フォーレ、サティ、シベリウス、グリーグ、ヤナーチェクと数多の才能が存在しますが、ラヴェルの極度の繊細さに比肩する者は見当たりません。
民謡にも音響にも寄り過ぎず、ギリギリのところでニュートラルを保つというのも並大抵のことではないのです。
この「フォルラーヌ」は多くのジャズ・ピアニストにも愛奏されています。
【原譜に近いもの】
上は便宜的なコードネーム、下はリディアン・クロマティックによる調性分析です。
調中心に大きな変化は見られないのですが、限られた範囲で「ガラス細工」の様な見事さですね。
◼クープラン墓~フォルラーヌ冒頭(上段)
作曲:M.ラヴェル
次にもう少し解りやすくアレンジしてみましょう。実は「機能和声」でも分析が可能な範疇ではあるのですが、デフォルメされ過ぎていて最初は全く分かりませんでした...
◼簡略化したもの(譜例2/下段)
Menu
おすすめコース
- ボーカルトレーニングレッスン・教室
- ボイストレーニングレッスン・教室
┗新宿エリア ボイストレーニング
┗渋谷エリア ボイストレーニング
┗池袋エリア ボイストレーニング - 声楽レッスン・教室
- ミュージカルレッスン・教室
- ピアノレッスン・教室(大人向け)
┗新宿教室ピアノレッスン・教室
┗渋谷教室ピアノレッスン・教室
┗池袋教室ピアノレッスン・教室 - ピアノレッスン・教室(子供向け)
- バイオリンレッスン・教室
- ソルフェージュレッスン・教室
- 音高 音大受験対策レッスン・教室
- シャンソンレッスン・教室
- フルートレッスン・教室
- 作曲レッスン・教室
- クラリネットレッスン・教室
- ギターレッスン・教室
- サックスレッスン・教室