アラブ(イスラム)の音楽

2020/01/11

 
アルカイダや中東戦争のことなどから私たちは自然とイスラムを忌避し、無視してしまっているように思う。
出版されている音楽書などを見ても「西洋音楽関連」のものに比して、アラブの音楽に関するものは圧倒的に少ない。
確かにテロリストを生んでいる恐るべき宗教というステレオタイプ、刷り込みができてしまうことは致し方がないが、例え「敵」で有ったとしても容赦なく(分け隔てなく)学んでいくのが本物の音楽家の仕事なのではなかろうか。
 
現代音楽家、ジャズミュージシャン、ロッカー、ジャンルなどは実に小さな事であり、根本的に異なる音楽、西洋の旋律や和声では理解できないものも見ていかなくては真理は分からないのではなかろうか。
何せ宗教にしろ音楽にしろ出所は意外に同じだったりする 。それがどう変化していったかを追求していくことを常に忘れてはならない。
ちなみに「マカーム(イスラムのモードみたいなもの)」というのは微分音程を含んでおり、私たちにとって一般的な「平均律」で行うことは難しい。
しかし、アラブにもポピュラー音楽は存在するし取っ掛かりというのは幾らでもみつかるものなのである。
 




文責:彦坂

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