偉大なる作曲家ものがたり ―ボイストレーニングのプルメリア音楽教室―

2019/02/03


 

偉大なる作曲家ものがたり

―プルメリア音楽教室―

 

 

はじめに。

 

いつの時代にも、才能にめぐまれた人びとはいました。男にも女にも子どもにも、どのような生活の中にも。

 彼らは、何かひとつすばらしい才能を持っており、それを表にあらわすことによって、人びとからぬきん出ていたのです。

 たとえば肉体的にすぐれた人は、スポーツ選手となり、感覚的にすぐれた人は音楽家や俳優となり、理論的にすぐれた人は数学者や哲学者となりました。

 彼らはよく、タレントとか天才とかよばれますが、このことばには、たくさんの意味がふくまれているのです。

 タレント、つまり『才能にめぐまれた人』ということばが、古い昔の言葉クラント(お金)からきたといったら、みなさんはびっくりするでしょうか。けれど、これは真実なのです。この言葉のいわれについて、聖書の中に次のようなお話

があります。

 

 主人が旅に出るので、自分の召使いたちをあつめてお金をあずけました。まずふだんの働きに応じて、はじめの者には5クラント、次の者には2クラント、残るひとには1クラントをわたすと、だまって旅に出て行きました。

 さて、5クラントわたされた男は、すぐにそれで商売をして、ほかに5クラントをもうけました。

 2クラントの男も、同じようにして2クラントをもうけました。

 しかし1クラントわたされた男は、それを失うのをおそれて、土に埋めてしまったので、1クラントも儲けることができませんでした。

主人は旅からかえってきて、前の2人には働きをほめて金をぜんぶあたえましたが、残るおく病でなまけ者の金はとり上げ、追い出してしまいました。

 

 このたとえ話がいおうとしているのは、もし夕ラント(タレント)があるのなら、それを上手に使ってふやしなさい、ということなのです。

 このいい伝えから、タラントということばが、物を生み出す才能『タレント』へと変わってきたのです。

 もうひとつの『天才』ということばは、さらに広い意味を持っています。

 これは、高い知識、人なみはずれた発明力、想像力を持った人を指します。その意味において、これから紹介する音楽家たちは、ひとり残らず天才といえましょう。

 天才について、もうひとつ、つけくわえなくてはならない大切なことがあります。

 それは彼らが、天からさずけられた才能を、自分自身で育てる力を持っていたということです。

天分もタレントのいい伝えと同じく、持っているだけでは何の役にもたたず、たがやさなくては枯れてしまうのです。

 これからおもに天才作曲家たちの子ども時代について書いていきますが、それは彼らがどのようにして努力を重ね、大音楽家となったのかを、みなさんに知っていただきたいからなのです。

 音楽の才能を持って生まれた子どもたちは、その才能ゆえに、まわりから変わった子どもと見られてきました。彼らの頭の中では、いつも音楽が鳴りひびいており、ほかの子どもだちと同じようにふるまっていても、その耳は音楽をきいているのです。時たま音楽に気をこられすぎて自分ひとりの世界にはいりこみ、まわりの人を驚かせますが、これは生まれついてのものなので、大人になっても変人と呼ばれたりもするのです。

 早くから、特別な教育の中で、ほめたり勇気づけたりして自信をもたせ、しかし甘やかしすぎないように気を付けられてもいます。その中で、子供たちは真剣に音楽を学んでいくのです。

 ヘンデルのように、親から大反対されたり、モーツァルトのように大人に利用されたり、ブルックナーのように、自分の天分に気が付かず、長い間、別の仕事をしていたりしたのです。彼が不当に扱われた裏には時代のせいもあります。昔は正式な音楽教室、音楽学校もなかったので、自分自身で、自分を磨かねばなりませんでした。

 何より音楽が今のように広まっておらず、仕事の場は教会や宮廷の中にかぎられていて、その地位も召使いと同じく低いもので、給料もごくわずかだったのです。

 このようなことから、親に反対されなくても、音楽家になることをあきらめた才能ある人びとはたくさんいました。音楽家への道は、今よりもずっときびしかったのです。

 今でも基本的には、そのきびしさは変わりませんが・・・。

 トップクラスの音楽家の得る地位やお金は、大変良いものですが、それはほんのひとにぎりの人にすぎないのです。またそうなるのには、昔と変わらず、なみはずれた才能と努力が必要とされています。

 ですから音楽を愛する人びとの多くは、これを一生の趣味としています。 じじつ、音楽ほど心を豊かにしてくれるものは、他にあるのでしょうか。

自分で楽器をひくにしても、作曲をするにしても、たのしみは変わりありません。また自分でえらんだ楽器によってのグループでの合奏や、もっと大規模なオーケストラの演奏に加わることもできるのです。

音楽は今や日常的なものとして、みなさんの生活の中にとけこんでいるのです。














 

 
 


 

プルメリア音楽教室

新宿渋谷池袋都立大三軒茶屋荻窪自由が丘高田馬場吉祥寺下北沢赤坂横浜秋葉原高円寺武蔵小杉中野代々木駒沢公園・センター南埼玉神奈川・千葉・その他200教室

 

初心者から音大受験まで。もちろんお子様、また大人の趣味として始められたい方にも、現役演奏家の講師陣が熱心に、丁寧にレッスンいたします。全てマンツーマンの充実した音楽の時間をお約束いたします。

ピアノ<クラシック・ポップス・ジャズ・弾き語り>

バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス<クラシック・ポップス>

ボーカル<クラッシック声楽・ミュージカル・ボイストレーニング・ポップス>

クラリネットオーボエ

作曲・アレンジ法・編曲

ソルフェージュ<旋律聴音・和声聴音・楽典・和声学・新曲視唱>

ドラム<ロック・ポップス>

ギター<アコースティックギター・エレクトリックギター>

DJ

 


音楽豆知識一覧

Menu