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チャーリー・パーカーのアドリブ手法
2023/09/06
ジャズのアドリブは基本的に出たとこ勝負です。
慣れたもの同士なら「こう来るな」とある程度動きが読めますが、中級者同士のセッションなどでは何が起こるか分かりません。
そんな時、アドリブは何に重きを置いて演奏すればより高みを目指せるのか?
譜例を見て下さい。
黒線が誰でも思い付く分散和音ラインです。
一部伴奏のテンションとぶつかってしまいますが、少なくともコードトーンを吹いているので「正しい」と主張ができます。
しかし、音楽は正誤でやるものではありません。特にジャズは自己表現の極みのようなところがあります。
己のフレーズを吹いてナンボDEなんぼです。
赤線地帯がパーカーが吹きそうなフレーズです。
凡人よりも正に上を吹いていますね。
このため、彼はバード(鳥野郎)と呼ばれました。(私の決めつけですが)
そして、この時にパーカーが大切にしているのは「ホリゾンタルライン(横の動き)」なのです。
テストではないので、多少のクラッシュは気にしなくて良いのです。
サックスとピアノで音色も違います。
パーカーはクラッシュしてるね。と指摘するのは意味の無いオタクです。
また、パーカーがやっているから、偉大だからOKなのでもありません。
それは思考停止です。
大切なのは「ホリゾンタル」にアドリブを作ってみよう!という発想の転換です。
コード理論を学ぶ際に多くの方は「ヴァーティカル(タテの配置)」ばかり気にします。
もちろん、それも大切ですが、アドリブで重要なのは「ウタう」ことです。
かのドイツの作曲家J.S.バッハの手記にこんな一節があります。
「和声法と対位法のどちらが大切かだって?両方です。」
文責:彦坂
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