5和音のハーモナイズ

2023/09/08

 


5和音になると、更に古典和声のルールからの逸脱はやむを得ないものとなっていきます。
古典和声では、
・7thコードの第3音は上行せよ(導音)
・セブンスコードの第7音は下行せよ(下行導音)
・テンション(非和声音)は下行解決せよ
と習いますが、
当然、これらを充足させることは不可能になってくるので、例外的な処理が沢山出てきます。
しかし、特にストリングスセクションにおいては起源が西洋古典音楽にあるため、個人的には機能和声の精神を根底に保ちながら書く方が良い結果が得られるように思います。
※ブラスセクションにおいてはこの限りではありません。



文責:彦坂

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