ホリゾンタル・トーナリティ④

2017/11/13

 

次の階層に進んでみると「メロディ」にも行き方の選択のモノサシが存在することが分かってきます。
本来はメロディは、三和音からしか発想ができない機能和声とは異なり自由な世界です。
しかし、そこには何らかの原理は存在していると言えるのです。...
(下記譜例参照)

①と②はCLyd.またはCMaj.を形成するのに必須です。
G.ラッセルの発想だと原則は階段上に積み重ねるのですが、私はスキップを活用しても良いのではと考えます。

最小単位はド・レ・ソなのです。

次に③が入ることによりⅥ(平行関係調のトニック)が出現します。

①に潜在的に含まれる長三度の音を含めると「ドレミソラ」というペンタトニックができます。そこにさらに、⑤を足すのです。

④は最短距離でミを含めることができますが、同時に半音上のズレも引き受けなくてはなりません。
⑤を足すことにより「ドレミソラシ」ヘクサトニック(潜在的にはAugment5th/Mej.Bebop)になるのです。

「恋のフォーチュン・クッキー」のサビで「/ミミレド~・ミ~ミソミラ(シ)ラソミ~」のシへのはみ出しが「泣き」を誘うのはこう言ったところに起因するのです。
小さいけれども大きな一歩です。

次が問題のLyd.(構造上の最良)、Maj.(機能和声のズレた中心)の分かれ目です。ここを無意識的に越えるのではなく意識的に踏み出すには?
色んなキーでやってみましょう。





文責:彦坂

 


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