旋法を何で学んだか?

2019/12/05


よく質問されますが素地は実はゲーム音楽です。
ドラクエ、ファイナルファンタジー、聖剣伝説、クロノ・トリガー。

それ以外はビル・エヴァンス、サイモン&ガーファンクル、ユーミン、坂田晃一先生の大河ドラマテーマ曲。
ラヴェル、ドビュッシー、フォーレ、グリーグ辺りを小中学生の時にたくさん聴いていただけです。

ベートーベンやらモーツァルトも聴いていましたがどうやら「歌う」ことへの拘りがあるようで、未だにクラシックの周辺知識や形式やら古典和声やらにはコンプレックスだらけです。
その癖に理論書など書いているのですから、私が一番勉強になっているという。

こんな才能の欠片も見当たらない私でも20年続けたら分かってくるものです。

昔、全く訳が分からなかったものが今分かったりなどザラにあるので辞められないのです。

最近はモード・ジャズ時代の音楽やバルトーク、武満徹が本当に素晴らしいと思います。
前出のものと単純比較はできませんが明らかに濃さが異なるのです。
「機能」という分かりやすい指標がない得体の知れない「旋法」の魅力はまだまだ解明しきれていないのです。
何となく感覚でやったり、あれは難しいからと放ってしまっては勿体ないくらいに面白い世界なのですよ。
もうわかっているつもりの一流と呼ばれている様な作曲家にこそ知ってもらいたいくらいです。
寧ろ、私の生徒さんの方が勇気があります。
分からないことを認め、かじりついて来ますから。
私は更にしっかり学ばなくては作らなくてはと励みになっています。


教えてあげようなんて、大それたものではありません。
私が悩んでいる姿をみせることや一緒になって探ることが「本当のレッスン」なのだなぁと最近つくづく思います。

良い先生というのは現役で悩んでいる人、何を悩んでいるか自分でも把握し研究している人です。
マスターの様になっている人はもう伸びが止まっているだけです。


文責:彦坂

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