創意と工夫

2020/02/11

日本人は概ね工夫は上手だと思っています。
元有ったものを如何に分析し応用していくか。前例と照合して差異を見極める。

しかし、その一方「創意(発明)」になると、少し気弱にならざるを得ません。
「周り」が賛同してくれるかどうかを非常に気にする民族ですから、お墨付きのないものを評価したり、追求していくことに対して投資できる人が少ないのです。

いや、これは日本だけではないかもしれませんが...。
こと音楽に関してはは一流と言われる様な人々でさえも欧米の追従に勤しんでいる姿ばかりが見えてきます。

「世界の○○」等という滑稽極まる表現がアメリカやフランスやドイツにもあるのでしょうか。
コンプレックスを埋めるために留学をしたり、また日本に居ても評価すらされないので海外に出ていく人が多いのも仕方のないことなのかもしれません。

もう、新しいもの等ない。

事実や現実を受容し認識することはとても大切なことですが、最後は新しかろうが古かろうが関係ないのです。

実は自分の聴きたい音を探り、拾いだし、紡ぎだすことはいつの時代にもできることなのです。

常に自分や他人の出す音に、そして自然界の音に興味を持ち続ける態度を忘れてはならないと思います。




文責:彦坂
 

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