未聴の宇宙、作曲の冒険 春秋社 湯浅譲二/西村 朗 著

2020/02/26

 







もう9年も前の対談なので最先端ではないが、現代音楽の重鎮二人の「作曲」や「音響」に至る経緯や回想、これからの音楽に対しての展望は興味が尽きない。

現代音楽など興味もない。
と食わず嫌いはせず、商業系の作曲家にも是非読んでほしい。

湯浅は武満とはまた異なった態度で現代音楽と対峙してきた大物、そこに世代が若く、どちらかというと武満に近い感覚やバランスを備えた西村が時に鋭く湯浅に質問を投げ掛ける。

専門家だけに任せておけばいい。
という態度ではなく、本物の音楽家は音楽の未来を憂い、あらゆるジャンルに興味を持ち、動向を気にするのが普通だと思うが如何だろうか。

この程度のことはおさえておきたい。




文責:彦坂



 

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